みえなくなった ちょうこくか

1,980円(税込)

 木彫の作家として生きてきたあたし。目の病気で次第に視力が衰え、ついに光を失った。彫刻家が視力を無くすことは致命的。でも、彫刻家として、あたしは作品を作り続けている。視力を無くしても見えることがある。そんな世界が確かにある。見えなくなった彫刻家の心情を温かい文と彫刻家の作品で紡ぐ、新しい絵本のかたち。作家が自分を表現する理由、表現し続ける理由、その根源に迫る一冊。詩人の谷川俊太郎氏が推薦の言葉を寄せている。

著者:立木寛子
発行所:メノキ書房
発行年月日:2022年7月28日
大きさ:上製本変形判 240×275
ページ数:32頁オールカラー

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